明日は74回目の広島原爆の日です
ウチには気味の悪い木彫がありました
戦前、革屋町(本通り)で商売をしていた祖父が木彫を金庫に入れていました
原爆が落ち、後に金庫を開けると木彫は木の色ではなく真っ黒になっていたそうです
父からその話を聞いてはいたのですが気持ちが悪いので見ることはありませんでした
3年前に父が亡くなり遺品を整理しているとそれらしい木彫が出てきました
気味が悪いので外の物置に入れていましたが出してみると色は退色をして
大きな亀裂が入っていたので不味いなと思い原爆資料館に電話をしました
持ってくるように言われ行きました
現物を見て祖父や父の事、その他詳しく聞かれ「その物でしょう」となり
資料館に寄贈をしました
後はメールでやり取りを続けました
その後、広島市長さんから形式的で簡単な感謝の手紙が届きました
爆心地から300メートルくらいの場所で被爆をした
「乞食坊主」(父がそう呼んでいました)です
左手にはコウモリを握っています
赤い四角の中が祖父が営んでいたお店です
とある本に載っていたものです
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