少子化対策として子育て支援が叫ばれています 所謂、バラマキです
昨夜、NHKバタフライエフェクト・東京 戦後0年を観ました
覚えている内容を羅列していきます(うろ覚えです^^;)
幼子を抱えた戦争未亡人(夫が戦死した人)が50万人、家を失い食料も殆ど手に入らない
やっと手に入れた米を磨り潰し茹で濾過した水のようなものを赤ちゃんに飲ませていた
戦前、日本軍が2年分の食糧を備蓄していたがアメリカ軍が入った時には
70%が既に無く関係者により横流しされ闇市場に流れていた
いつの世もこういう輩がいるので弱い庶民が苦労を強いられる
食糧難にあえいでいた中で皇室はお正月の様な御馳走を食べていた
メニューが新聞に載って庶民の反感を買ったらしい
今聞いても凄いごちそうだと思う
天皇に食料をよこせとデモが起き皇居前に集結していた
その中で共産主義を表す赤い旗が目立ち連合軍が危機感を抱いたらしい
上野のトンネルの中で寝る多数の人々、6人が亡くなった日もあったと言う
見渡せば焼け野原、しかし機転が利く親分のような人が闇市を大々的に展開をする
闇市で買ったものを細々と食いつないで何とか生きる
別の話ですが配給の食料しか食べなかった裁判官(だったかな?)が餓死したと聞きます
みんな死に物狂いで戦後0年を生き1950年から始まった朝鮮動乱の特需で息を吹き返し
高度経済成長に続けていく・・・
死ぬも生きるも自分次第から福祉に満ち溢れ最後は生活保護が待っている現代
私達は今の日本についてもう一度考え直す時かと思います
番組の最後は坂口安吾の堕落論の一文で締め括られていました
「林忠彦」の写真展の時に買った図録です
坂口安吾の写真が裏表紙でした
この記事へのコメント
hana2024
どれも目新しい報道こそありませんけど、映像として残された当時の日本人の姿、表情、暮らしを含めて、今見たら隔世の感はありますね。
そして、戦争は絶対に負けては駄目、・・・オイオイそこか? ですが。エネルギー・石油の入手経路を断たれた日本は戦争への道を進まなくてはならなかった。真珠湾攻撃がまんまとアメリカ側の作戦に載せられては、今や常識です。
圧倒的なエネルギー資源と、社会全体の豊かさの前に、全てをなくし、戦場で働き手もなくして、マイナスからの出発をせざるをえなかったのが戦後の日本でした。
アメリカ軍の不実な兵士たちは、日本女性と、その間に生まれた混血児たちを置いて自国へ帰る。またはその後、朝鮮戦争へと出征していった。
朝鮮戦争での特需が、日本経済発展への大きな一助となったと言われていますね。
写真展の表紙となるのも、がりがりにやせ細った、不潔な戦争孤児たちの姿。
坂口安吾氏のこの写真は、幾度となく目にしています。
このゴミ屋敷状態の中で、坂口安吾は特異な自らの才能を開花。夫人の坂口みちよさんがお片付けをすると怒られたのは、夫人の「くらくら日記」にも描かれています。
忘れてならないのは、戦後一貫して「日本は悪い。日本人は反省しなくては」と言った戦後教育と、報道がされ続けた悪癖。
そこにつけいってくるT国、K国と言った国々。そうしたツケの大きさ!昨年亡くなられた安倍首相は、「謝り続けるのはお仕舞にしたい」と公言したばかりに、暗殺されてしまったのかしら。
夏炉冬扇
里の家の前は特高帰りでしたが、分厚い札束持っていたと母が後に聞かせてくれました。ヒロポンの横流しだったそうです。
兼業だけれど、少しばかりの田畑があったので、カボチャとサツマイモはありました。
今は毎日3食食べられて、ビールも飲める。何をかいわんや、です。
marimo
戦後の諸々を記した写真展などを目にすると、
何とも言えない気持ちになります。
現在の生活からは想像も出いない世界で、
みんな必死に生きていたんですね。
戦後教育や日本の文化の形成に多大な影響を与えた戦争。
今なお戦場となっている地域の方々の事を思うと、
言葉が見つからないですね。戦争なんてなくなれ~!です。
ぼんぼちぼちぼち
その人達はいずれも、戦後の闇でそうとうあくどい商売をして儲けた、という噂でやした。
hana2024
戦争なんてなくなれ~!ですか!?
世界を取り巻く状況は、それ程単純なものではないです。
現在のロシア、ウクライナ間の長引く戦いを見たら、それは明らかのように。世界には戦争が起きていなければ困る人々が少なからずいる。
一般的な感情としては、そのように好戦的な人ばかりではないとは思いますけれど。
ムサシママ
貴重なご意見をありがとうございます
太平洋戦争がアメリカの謀略に乗せられたと言うのは事実です
アメリカは敵がいないと国家統一ができないのでしょう
その標的が日本だったのです
オレンジ作戦と言う作戦を立ててアメリカからの距離が日本に近い
オーストラリアとの間で訓練をしていました
日本がまんまと乗ってしまった訳ですがあのまま軍国主義を貫いていたら
もっと酷い国家になっていたでしょう
戦後の憲法で手足を縛られ国を守ることも不自由、
サイバー攻撃にも制約が多くて対処が困難となれば
憲法を今一度考える必要がありそうです
日本の教育もアメリカに押し付けられたもので今の日本を見ていると結果として間違っていたと思います
戦前のこてこての軍国主義の時代に育った両親世代は民主主義が何たるかもわからず思想教育を学校に丸投げをしていたように思います
今思うと違うだろ~って感じです
安倍首相は例の教団のせいで暗殺をされたのかな~とも思っています
夏炉冬扇さま、こんにちは♪
夏炉冬扇さまの記憶の中にはそう言ったことが現実として残っているんですね
カボチャとサツマイモがあれば万々歳です
ウチの庭は一時期サツマイモ畑になっていたそうです
今では考えられないです
今の時代に生きられることに乾杯です(^^♪
marimoさま、こんにちは♪
今からは想像できない事がこの同じ地で起きていたんですね
決して忘れてはいけない事実として心の奥に締まっておきたいです
今もあちこちで紛争が起き本格的な戦争も行われ日々人命が失われています
国際機関は手も足も出ず空しく声明を発表するばかり
いつの時代にも恐ろしい独裁者が現れる可能性があります
民主主義を守っていくことで回避できると信じています
戦争なんてなくなれ~に拍手です(^-^)
ぼんぼちぼちぼちさま、こんにちは♪
戦後は悪戯なことをして金儲けをした人が多くいました
その人たちの子供や孫まで豊かに暮らしていたかと言うと疑問符です
hana2024さま、こんにちは♪
再びありがとうございます
ですね~分かりますよ
一握りの戦争成金と自分は平和な場所にいて若者を戦わせて何ともない独裁者がいなくならない限り戦争は無くならないです
戦争は人口が増え続けることを防ぐ必要悪と言う人もいますが・・・。
皆さま、ナイスをありがとうございます♪
ミケシマ
日本軍の兵士たちは、その多くが栄養失調で亡くなったといいますね。
じゅうぶんな食糧が配給されず、餓死した兵士のなんと多いことかと驚愕しました。
そんななか、軍の上層部は酒を飲み、肉を食べていた。
贅沢な食事をしていたと聞きます。
今の私たちが好きなものが食べられるようになったのは先人たちの努力のおかげ。
そんな現代をありがたいと改めて感謝の気持ちがわきました。
ムサシママ
戦後、海軍のお偉いさんの会合で
「あの作戦は失敗だったな、あははは」と笑い声が聞かれました
その作戦で多くの人が亡くなっているのにと思うとやり切れなくなりました
失敗の総括をしないと国は良い方向には進みません
今の日本の政治を見ていると納得です
今を生きる私達全員が先人たちの死を無駄にしないようにね
毎日、お腹いっぱい食べてビールで乾杯できることに感謝です
溺愛猫的女人
ムサシママ
ウチは父が海軍中尉だったので同じ目に遭いました
中国にいる日本人がコロされたから行ったんだと。
その時は仲間を多く失っているから認めたくないんだろうなと思いましたが
今考えるとロシアのしていることと同じですね
20歳のお祝いが激動の昭和史全21巻とはおじい様凄いです
エンジェル
この回はまだ拝見しておりません。
この番組は大変秀逸だと思っております。
観るたびに考えさせられます。
父は軍国少年でしたが敗戦となって考えが180度変わりました。
そんな父の思想を私は受け継いでいると感じています。
hana2024
ブログ開始の頃に書かれた記事のようですね。
私も、一人暮らしの母用に購入いたしました、家の子は、黒いプリモプエルです♪
しかし母の元へ行く前に、私がトントンしたり、お喋りをしたり・・・結構遊んでしまいました^^
その母は最期まで一人暮らしを貫いて、一昨年の12月凍える寒さの夜空の下、天国へと旅立ちました。
いざいなくなってみると寂しい、時々会いたくなります。
いっぷく
労働者の賃金は30年間上がらず、GDPは4位に転落、餓死している人たちだっているでしょう。
高度経済成長時代やバブルでに働き盛りで、年金や退職金を保証される人ばかりではありません。
現在多くの労働者がリストラや非正規や雇い止めに苦しんでいるのが現実です。
更に弱いものにしわ寄せは来ており、障害者は、福祉に頼らないと生きていけません。満ち溢れる?実情をきちんと確認しましたか。
「バラマキ」をありがたいと思う人がいるほど、国民を飢えさせた政治に文句を言わず、「バラマキ」をありがたがる国民を居丈高に叱り飛ばすのは、批判の矛先が違うと思います。
ブルジョアマスコミを真に受けるのではなく、常に懐疑的精神を持たないと、決して全体を見通すことはできないと思います。
それから坂口安吾の虚無主義は意味が正反対です。
坂口安吾は、人間が生きていくための基本的な姿という、議論以前のことを「人間の真実」としてとらえ、イデオロギーとか見栄とか美学などはそれを取り巻くものとしてとらえ、後者らを構わなくなった状態、つまり真実が見える状態になったことを作中で「堕ちる」と表現しました。
たとえば、日本人には、ともすれば「お金にこだわることは悪いことだ」という「美しい」考え方がある。その「美しさ」を否定しているのです。
これは、戦時中の「欲しがりません勝つまでは」の清算的総括になっています。
ムサシママ
私も次回から録画をしようと思います
いつも考えさせられますが今回は特に重いものがありました
お父様が軍国少年だったんですね
ウチの父は海軍中尉で軍艦に乗ってアメリカ軍と戦闘を交えていました
甲板に伏せていると目の前に腕が落ちてきて誰かが負傷したと思ったそうです
戦時中の話は殆どしませんでしたが何か事があるとポツリと言う事がありました
大変な経験をしているんだと思いました
その反面、「海軍第三期予備学生」の会合にはいつも出席していました
懐かしさもあったのでしょう
hana2024さま、こんにちは♪
え~っ!あんなに古い記事を読んでくださったんですか(^^♪
驚きました
お母様の為に手に入れられたんですね
ウチは買ったはいいけど既に要介護4だったので意味も分からず置いていました
痴呆で直ぐに要介護5になり可哀そうでした
父が亡くなった3か月後に旅立ちました
父が誘ってくれたんだと思っています
会いたくなると切ないですね
いっぷくさま、こんにちは♪
貴重なご意見をありがとうございます
無学で読解力に乏しいのでまとめてお返しが出来なく申し訳ありません
この歳になって他人様からのご意見で考えが変わる訳もございません
坂口安吾は番組の最後で締め括られていた訳で別に深い意味はありません
何となく思いつくままに深堀りしないので「ボケボケ独り言」です
しかしながら日本国は我々の税金で成り立っていることくらいは分かります